『現代仏教』創刊時の編輯同人

大正13年5月1日、高楠順次郎を主幹として『現代仏教』創刊。創刊時の編輯同人を何人か拾ってみると、

姉崎正治、安藤正純、伊東忠太、宇野円空、小野清一郎、加藤智学、河口慧海、木村泰賢、黒板勝美、桑木厳翼、佐々木月樵、境野哲（境野黄洋）、志賀重昴、島地大等、鈴木大拙、関野貞、瀧精一、高島米峰、寺本婉雅、友松円諦、長井真琴、内藤虎次郎、新村出、西田幾多郎、怱滑谷快天、花山信勝、橋本進吉、本多日生、前田慧雲、松宮春一郎、松本徳明、水野梅暁、山上曹源、和辻哲郎、渡辺哲信

これによると、松宮は、仏教関係者との交流を続けていたらしい。
同人に荒木茂（宮本百合子の最初の夫）の名はないが、創刊号に「薔薇園より（詩）」を執筆している*1。
小野は刑法学者だが、仏教学者でもあったらしい。

（参考）3月25日、3月27日、4月2日、4月13日

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11月14日（金）18：10〜八木壮一氏（八木書店社長）による講演「古書販売目録と反町茂雄」が、九段生涯学習館で開催。無料で、当日先着順（50名）。バイトを終えたら行きませう。

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金田敬監督による『春琴抄』（谷崎潤一郎原作）の公開が始まったらしい。→「http://syun-kin-syou2008.com/」

*1:2巻13号、大正14年5月1日発行にも「火に対する古代ペルシヤ族の信念」を書いている。