生方敏郎の個人誌『古人今人』の「知人消息」欄を見てると、あんな人やこんな人まで登場してきて、興味深い。
キリスト教の日本的変容の一例と思われる尾島真治(昨年6月18日参照)が出てくる。
◎尾嶋眞治君は、老来愈元気旺盛で目下著作中のもの萬葉集の宗教、日本神祇史、枕草紙註解、古事記神代巻講義、英語聖書正譯とは驚嘆の他なし、尚月刊「基督道」は数年休刊されたことなく其意気常に壮者を凌がる。(31号、昭和14年3月20日)
増田正雄まで出てきた。
◎故竹久夢二君の遺作集発刊を記念する為めの会が、岡田道一有島生馬恩地孝四郎の諸君の肝煎で、去る六月八日夜赤坂山王ホテルに於いて催され、多くの夢二フアンが集つた。
(参考)「生方敏郎略年譜」(昨年3月17日参照)・・・作りかけたが、飽きてしまった。
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『アスタ』10月号に『おんな作家読本[明治生まれ篇]』の著者、海月書店主市川慎子さんへの著者インタビューが出てた。森茉莉も登場するらしい。ところで、早川茉莉さんや「森茉莉街道をゆく」のちわみさんを驚かせる茉莉ネタを発見したので、待っててね。