日本民俗学会の前身である民間伝承の会。昭和10年9月3日に初会合が開かれ、同月18日機関誌『民間伝承』創刊。
同誌4巻7号(昭和14年4月1日)の「会員だより」に「石川県 中田邦造*1」からのたよりとして、
一昨年お世話になりました町村誌編纂講習会の講義刊行を漸く完成致しました。昨年出版した大藤、大間知両氏のものに新たに当地関係の小田吉之丈氏の一章を加へたものであります。其後アチコチで編纂に着手し、相当大きな計画としては小松町誌、松任町誌の計画が進んで居ります。
とある。この「町村誌編纂講習会」については、2巻10号(昭和12年6月20日)によると、同年5月14日から3日間石川県図書館協会主催により金沢市兼六会館で開催、柳田國男を顧問に、大間知篤三、大藤時彦が「郷土資料の採取」、「郷土誌の編纂と記述」の講演を行ったという。
中田がいつから民間伝承の会に入会していたかというと、2巻1号(昭和11年9月20日)の「新入会員紹介」に登場している。中田と柳田は、終戦直前の図書買上げ事業より前から接点があったのだね。昭和12年5月の「町村誌編纂講習会」へは柳田は出席していない*2と思われるが、中田と柳田はいつ初対面となったのであろうか。
はてなキーワードを見ると、「中田邦造」は、わすと書物奉行氏ばかりが話題にしているだすね。
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日経で特別編集委員安岡崇志氏が「遠みち近みち」に「男もすなる古書店を」として、倉敷の古書店(蟲文庫)店主、田中美穂さんを紹介し、岡崎武志『女子の古本屋』も採り上げている。
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