神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

市河彦太郎と南洋経済懇談会


市河彦太郎の名前を『昭和・アジア主義の実像 帝国日本と台湾・「南洋」・「南支那」』(ミネルヴァ書房、2007年12月)で発見。同書所収の河原林直人「南洋協会と南進政策 南洋経済懇談会に観る利害関係」で、1939年9月14日〜17日開催の南洋協会主催「南洋経済懇談会」の出席者一覧の中に、外務省文化事業部第三課長市河彦太郎の名前があった。


(参考)市河の略歴は、昨年11月10日。これによると、当時は第二課長。どっちが正しいのか。←追記:第二課長が正しい。第三課長は誤植と思われる。


追記:大村立三『日本の外交家300人の人脈 : 陸奥宗光から大正平正芳まで』(読売新聞社、1974年)って、なぜか市河に関する参考文献と思いこんでいたが、見てみると出てこなかった。

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最近アレコレ読んだ中に、大川周明の伝記を書きたいだったか、書くとかあるのを読んだ気がするのだが、どこで誰が書いていたかわからなくなってしまった(汗

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書物奉行氏の御注進により、わすの説を「妄想」よばわりしている高梨章なる人がいることが判明。→「http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20080716
昨年12月17日に言及した『図書館人物伝』の湯浅吉郎の章を書いた人で、『日本古書通信』の執筆者でもあるようだ。さて、どうするべ。