昭和6年4月5日 一時から阿佐ケ谷の組合会館に西勝造氏の講演会ある筈 之を聴きに行き兼て今井君のすゝめもあり氏に健康上の指導を得んものと急いで食事をすまし十二時半頃出かけて水道橋から省線電車に乗る（略）僕の時計が一時間半も遅れて居るのだと気づき市ケ谷見附で降りてアパートに帰る 残念なことをした
4月7日 （略）藤井君と西勝造氏へ手紙を書く
4月10日 夜接客日 来客次の如し（略）西勝造氏（先達手紙を上げたら向ふから来てくれる そして躯を一応検診していろゝゝ話をして下さる）
7月22日 西会代理部よりテトラパシー五月号六月号二冊送つて来る 雑誌よりも木枕を早く貰ひたいのだが其方はさツぱり音沙汰はない
何でもかんでも「催眠術」のカテゴリーに含めるのには無理があるか。
