神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

 フンドシが見える。


井上章一三田村鳶魚で思い出した。
三田村の日記に次のような記述がある。

大正6年12月22日 ○二十一日薬王町ノ井戸ヘ投身セシ若キ女ガ赤木綿ノ男褌ヲナシ居タルニ付キ、神楽坂署長ハ、昔ハ必ズ死後ノ用意ヲナセシハ現代ノ女ニハ全クサルコトナシ、是ハ士族出ラシキト云ヘリ、士族ト云フ語殊ニ響アリ。


井上先生の本には、若い女がフンドシをしめることもあったとは書いてなかっただすね。

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中央公論アダージョ』は「宮沢賢治神田神保町を歩く」。これは拾わねば。

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「反町古書会館展」+「村井弦斎展」は私も行こうと思ったのだが、結局行けず。弦斎展はもうすぐ終了してしまうね。「はほへほ氏」に抜かれた。