神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

市河彦太郎と阿部次郎


阿部次郎の日記になぜか、市河彦太郎が登場。

大正7年1月24日 日暮市河彦太郎その二友を伴ひて来訪、賑かな空想を話して帰る


    3月20日 仕方がないので市河の「小さい[ママ]芽」を百頁ばかりよむ。


  8年4月29日 晴天、午前午後目白行、二三人の相談を受け、市川[ママ]彦太郎の妹とあふ。国文四年の為の美学の科外講義又差止められたる由、夜疲れて早くねる。


市河の『小さき芽』は文武堂から大正6年10月発行。昨年10月30日に言及した芹沢光治良の言う『若い芽』は正しくはこの本のことだろう。阿部はこのころ日本女子大学校の講師で、市河の妹はその学生だったみたいだね。

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ムダの会発行『いける本・いけない本』7号(2007年12月発行)で、竹上晶夫(フリー編集者)が「いけない本」として『日本売春史』を挙げていた。

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「海外巡回図書館」ってナンダラウ・・・

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週刊文春』の「国会のムダ」追及キャンペーン【1】「公務員「最後の楽園」国会職員4000人はヒマすぎる」。いずれ国会図書館にまで火の粉はふりかかるか。