神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

国立国会図書館副館長酒井悌


秦郁彦昭和史の謎を追う 下』の「第27章熊沢天皇始末記(上)」によると、

CICが「偏執狂的」と評価したのは、必ずしも的外れではなかった。二十二年に入ると、熊沢一派の対GHQ運動は一段と高揚する。八月十日付で、マッカーサー元帥あてに第二の請願文が発送された。(略)
この請願文は酒井悌(のち国立国会図書館副館長)が、GHQにいた日系二世の友人から入手したものだが、「吾々の南朝再興に関する請願も愈々其最後の段階に達したと思います。それは最近強まって来た天皇退任説であります」と書き出している。


酒井悌、キター。ていうか、誰、それ?
と思っていたら、「書物蔵」に既に出ている人だった(汗

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復刊された新潮文庫星新一『明治・父・アメリカ』に資生堂名誉会長福原義春氏が「父と息子」を書いているが、結婚により星と縁戚関係ができたという。小谷野先生の『日本の有名一族』にもないがどういう関係だろう。
「週刊読書人7月13日号」にも書いていた。

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来年は、日米修好通商条約が締結された安政5年(1858)から150年目に当たるらしい。そのため、たばこと塩の博物館で展覧会「幕末ニッポン〜ハリスと黄昏の大君の都」を実施中。1月14日まで。なんか横浜開港資料館の好きそうな内容の展覧会だね。