神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

編集者と作家の距離


昨日の逍遥の日記に出てくる木呂子は春陽堂の木呂子斗鬼次だが、野上弥生子の日記には次のように記されている。

昭和3年9月28日 春陽堂の木呂子夕方訪問、明治大正文学全集の件。父さんがそのうち帰宅、伊豆栄にごはんたべに連れて行く。当然御馳走になる気で腰をすえてゐるのだからおどろく。これは彼が小僧上りの下素さを文士連に利用されてついたくせなるべし。


編集者がいくら文学者と親しくなったとしても、守るべき礼儀はあるのだろう。


参考:昨年8月14日

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猫猫先生のブログを見てたらビックリ。大西小生氏*1黒岩比佐子さんの名前が登場。
yom yom』5号の小谷野敦「ほんとうの話でないと面白くない」をヨムヨムした。


『文化資源学』なる学術誌を見た。例の森田朋子論文はあれはあれでよいと思う。
猫猫先生の奥さんの専攻でもあるから、いつか同誌に論文が載ったりすることもあるかしら。

*1:5月30日参照