神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

近づく村井弦斎展


彷書月刊』10月号の「特集◎本の虫[インタビュー]魯庵のアルバム」で村井弦斎の名前を見た。

堀内 こんなちっちゃな日記が三冊。
河内 大正二年のものと、一九二四年の上半期、下半期ですね。
内田 読めますか?
河内 <九月二十五日、上野へ行く・・・神田をぶらついて帰る>、村井弦斎の日記よりはずいぶん読みやすいですよ。


内田絢子さん、堀内路子さんは、内田魯庵の長男巌氏の娘。
河内紀氏は、村井の日記を読んだことがあるみたいだ。
以前、黒岩比佐子さんのブログで紹介されていたけれど、来年1月19日から神奈川県立近代文学館で「『食道楽』の人 村井弦斎」展がある予定。黒岩さんの『『食道楽』の人 村井弦斎』(岩波書店、平成16年6月)が刊行されて3年。村井の名前もかなり知られるようになってきた。


追記:本日十時からNHKで「グルメ誕生〜北大路魯山人と器〜」有り。

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大橋健三郎『わが文学放浪は今』(南雲堂、2006年7月)の59頁〜、80頁、86頁〜に例の人についての記載あり。面白いエピソードも登場。後は晩年の様子を知りたいもの。××先生はウィキペディア編集のためだけに調べているとは思えない。なんのために調べているのだらう。

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岩波書店から今月刊行の『育育児典』。岩波にしてはイケテル題名。でも店頭で「イクイクじてんありますか?」と聞くのは恥ずかしそうだね。店員も「えっ?イクイク?」なんて聞き返したりして(笑