神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

森見登美彦と吉田寮


小説現代』9月号での森見登美彦柴崎友香の対談。

柴崎 (前略)私、吉田寮京都大学吉田キャンパス吉田南構内と隣接する自治寮)でのイベントとか行きましたよ。
森見 ほんまですか!?僕は学生寮の類いには足を踏み入れたことがないんですよ。知り合いから話を聞く限り、わけが分らないですよね?
(略)
森見 僕の場合、父親も京大なんですけど、学生運動まっただなかやったらしくて、父親の世代にとったら吉田寮なんて、行ったら帰って来れない、「活動」に吸い込まれていく場所ってイメージなんですよ。だから、「吉田寮に入るぐらいなら下宿しろ!」と言われてました。金銭的にはものすごく安いですけどね。寮費は月に数百円とか、そのぐらいじゃなかったですか。確か面接試験があるんですよね?


森見は父親も京大らしいね。吉田寮に足を踏み入れたことがなくて、「京大小説」(書物奉行命名)を書くとは「ちゃんちゃらおかしい」という説もあるかも。