神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

怪しげな交感術


秋田雨雀の日記にアヤシゲな人が出てきた。

大正5年8月7日 宇根、山地二君が突然訪ねてこられたので三人で自然と人間との関係について語った。宇根君は交感術ふうのものを研究している人だそうだ。山地君は人間はどうして永久性がないのだろうといっていた。ぼくは(自然)は一度にたくさんを創造することができないので、生殖の力を創造したのだと答えた。


この交感術の宇根君とは、この頃『進歩したる催眠術簡易応用法』(岡村書店、大正4年)など催眠術関係の著作のある宇根義人という人ではなかろうか。


追記:平日に台風がキターってことは、半井小絵さんの出番もキターってことだすね(笑