『大蔵公望日記』に謎の図書館長が登場する。
昭和17年6月17日 一時三五分徐州発 二時五〇分南京着/直ちに首都飯店に入る。夕刻まで室に居る。図書館長の福崎氏、関屋夫人来訪。
6月19日 一〇時、福崎氏の案内により、近く公開される筈の博物館及図書館を見る。
博物館では殊に支那古来の古董の優秀なものあるのに興味を感じた。
この南京の図書館って何だろう。東條文規先生、じゃなかた、書物奉行センセ、オセーテ。
参照→「書物蔵」(週末公開中)
(参考)大蔵公望は、明治15年7月生、37年7月東京帝大工科(土木科)卒。昭和4年10月〜6年7月満鉄理事、7年10月〜21年2月貴族院議員。43年12月24日没。