『おに吉』に載っている吉祥寺の「さかえ書房」の広告には、「金子光晴の書による看板が目印」と書かれている。
『金子光晴全集」第15巻(中央公論社、昭和52年1月)所収の「日録(2)」*1を見ていたら、「さかえ書房」が出てきた。
某月某日 午後から吉祥寺駅前通りに出る。さかえ書房という古本屋の旦那と、世間話をする。気候がひえるとか、ストーブは石油がやっぱり安上りでいいとか、この寒さでは、山は雪だろうとかいう話だ。
『おに吉』第3号が2005年10月に出てから、1年半以上経つ。そろそろ次の号が出ないかな。