神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

展覧会場としての星製薬


河内紀氏の著書で知ったのだけれど、星製薬は展覧会場として重要な役割を果たしていた。


『古本探偵』(北宋社、2000年1月)によると、ポーランド人のウビェンスキー(日本滞在中の署名表記はルビェンスキー)が、三越と星製薬で二回展を開催した(出典は、五十殿利治『大正期新興美術運動の研究』、中央公論美術出版、2005年5月)。


また、『解体旧書』(北宋社、2000年5月)では、ロシア・アヴァンギャルドが日本に紹介されたのは、1920年10月に京橋の星製薬三階で開催された「日本に於ける最初のロシア画展覧会」だという(出典は、五十殿利治・土肥美夫編『ロシア・アヴァンギャルド』第4巻、国書刊行会、1991年8月中の五十殿による解説)。


展覧会場としての星製薬についても、もっと知りたいものである。


(参考)「日本における最初のロシア画展覧会」は、大正9年10月14日〜30日、星製薬3階で開催。