神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

オタ心をくすぐるヘンリー・ダーガー展


kumtinさんの「ことばの壁を乗り越えて]」4月22日分で知ったヘンリー・ダーガー展。7月16日まで原美術館(品川)で開催。
ヘンリー・ダーガーという人は、不勉強で知らなかったが、『美術手帖』5月号でも特集。
かつて東京ステーションギャラリーで展覧会のあった小山田二郎の生涯にも引かれたが、このヘンリー・ダーガーにも引かれるね。オタ好みだす。

1973年、シカゴ。身寄りのない81歳の老人が息を引き取った。彼が40年来住んでいたアパートの部屋には訪ねてくる人もいなかったという。アパートの大家は、老人の遺品を処分しようと、この雑然とした部屋に足を踏み入れ、大変なものを発見する。タイプライターで清書された1万5145ページの戦争物語『非現実の王国で』とそのために描かれた300余点の大判の挿絵だった。
アパートの住人、ヘンリー・ダーガー(1892〜1973年)について、数人の研究者たちによって、20数年にわたる熱心な研究が続けられた。作品と作家ダーガ−の数奇な運命についてスキャンダラスに語られるばかりでなく、彼の独創的な想像力や表現手法からは、これらが単に「アウトサイダー・アート」という枠組みでは括りきれない比類稀なる才能によるものであることが読み取れる。(かつてワタリウム美術館で開催されたときのホームページから)


わすがポックリいったら、わすの盟友もオタどんの記録を残してくれるかすらね。


連休中に日本で一番すいているのは都内の美術館と思い数年来実行しているのだが、皆同じことを考えているのか、最近連休中でも混んでいるね。連休ぐらいは、海外かTDLへ行け。「古書展にも来るな」と言いたいが、それでは店主に怒られるから、古書展は行ってもいいよ、でもちゃんと風呂に入ってから来てね(笑