神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

もう一人の変態研究者

秋田昌美『性の猟奇モダン 日本変態研究往来』が青弓社から刊行されたのは、1994年9月だから、もう10年以上も前か。
この本で引用されていたので、斎藤夜居『大正昭和艶本資料の探求』(芳賀書店、1969年)を古書展で見かけたときは速攻で買ってしまったっけ。『現代猟奇尖端図鑑』(新潮社、1931年)は未だに入手してない。
秋田氏て、なぜか女性だと思い込んでいたけど、男性だったのだね。タイトルを「もう一人の女性変態研究者」にしなくてよかった(汗


秋田氏は、変態の研究をやめてしまったのだろうか。最近は、その手の本を出していないみたいだね。


追記:『論座』3月号の「全国150店 珠玉の「町の本屋さん」! 永江 朗 × 青田恵一」で、往来堂書店と南陀楼綾繁氏の話が出ている。


『編集会議』4月号の「本棚を、見に行こう。」 には、吉祥寺の「BOOKSHOP百年」が登場。