2007-01-03 白川静のイナバウアー 平凡社のPR誌『月刊百科』1月号の特集「追悼 白川静先生」に面白い記事があった。 津崎史「私の中の父」によると、 スポーツは相撲をみるのが好き、イチローや松井秀樹の活躍も見逃せず、フィギュアスケートのアラカワシズカは、一字違いの親しさで早朝深夜もテレビ観戦、散歩の途中で、背中を反らせて「イナバウワー」をするほどでした。 どれだけ中国文学の巨人であったかという難しい話よりも、こういうエピソードが一つでもあると、人柄がうかがわれて、人間として親しみを覚えるものだね。