さて、明日はいよいよ、黒岩比佐子さんと岡崎武志さんの出番。
今、一番熱い、この「あづま女となにわ男」によるトンデモなくオモロそうなセッションの開催。→地下室の古書展
かつて、『新・日本SFこてん古典』(徳間文庫)で、ヨコジュンと會津信吾は、次のように語った。
會津 村井弦斎という人は、SF史の上で、もっと、評価されるべきですね。いや、SFにかぎらず、文学史上評価されるべきですよ。
横田 そうだね。よし、われわれは、文学界にまでは、力が及ばないから、とにかく、SF界では評価しよう。村井弦斎は偉い!
古典SFと明治時代をこよなく愛する我々が、この村井の評伝を誰がやってのけるか、首を長くして待っていたが、それを完璧と言ってよい程、見事にまとめたのが、黒岩さんの『『食道楽』の人村井弦斎』であった。
トークでは、いかなる魅力を見せてくれるか、皆で期待しよう。