2006-01-27 『気まぐれ散歩道』(星新一著)から トンデモ 文藝 頭山さんは、長生きし、太平洋戦争の末期に死す。空襲を避け、箱根の私の亡父の別荘にいたのだが、広田弘毅さんが泊りにくることになった。近くの強羅ホテルにいる、ソ連のマリク駐日大使と、終戦仲介の話し合いのためである。同居では誤解されると、頭山さんは牛車で山梨のほうへ移る途中でなくなられた。(参考)頭山は頭山満、亡父は星一。