神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『弘文荘訪問記』の続き

  ようやくだれぞの読んだあたりまで追いつく。
  あまり追い越してはいかんので一休み。

  山田朝一、三橋猛雄、村口四郎、品川力、中山信行は
  知っているが、石尾光之祐、八鍬光晴、小林晴生、
  斎藤孝生(後から「玉英堂」と出てきた)って、誰だっけ?

  一誠堂の小梛精以知は、書物蔵に出てきた。
  ん?だれだ、
  小梛精以知なんていう、キーワードまであるぞ。
  皇道図書館のキーワードを作った人と同一人物ならん!?
同書から引用。


     ○○さん談。「あの反町氏が、あの人だけはすごい人物
     だと言ったのは『書物捜索』の横山重。嫌いな人物は
     川瀬一馬。村口四郎氏の葬儀では、川瀬氏の方が反町氏
     を批判する言葉を述べていましたよ」


『書物捜索』で横山重が反町弘文荘に捧げた次の一節。


     大切な本が、図書館や文庫に多いことは事実だ。が、
     個人に秘蔵されているものも多い。その他、古書店
     出るものが多い。古書店へ入る本は、すでにその価値
     を認められて入るものも多いであろう。私どもは、その
     既に発見された本を見せてもらったり、あるいは売って
     いただいたりするのだ。だから発見はいつも、私どもよ
     りも、向こうの方にあるわけだ。


追記:す、すまん。一気に全部読んじゃった・・・