神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『本棚探偵の回想』(喜国雅彦著)から


   あったのは、本来本屋があるべきだろう場所にでんと
   立っているブックオフのみ。大嫌いな店だ。出版不況
   の原因の一つと言われているが、そのせいだからでは
   ない。僕の欲しい本が一冊もないから、でもない。看板
   に「本」と書いてあるからだ。「古本」とはどこにも
   書いていない。古本を売っているくせに自分ではそれを
   認めていない。店内のうるさい宣伝を聞けば判るが、こ
   の店が売りものにしているのは安さ以上に美しさ。「古」
   の字は汚いの代名詞なのかご法度扱い。


(参考)西部池袋線練馬高野台駅北口店の話。
    東野圭吾氏といい、大物に嫌われると、ちとやばいが、
    誰になんと言われようと、繁盛してるからなあ。
    東野氏が直木賞とったらどうしよう!?
 
    だれぞは、「国会図書館マニア」らしい・・・