神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

柳田國男と里見甫


  『阿片王』(佐野眞一著)によると、戦後の一時期、里見甫は、
  成城683に潜伏して、GHQに踏み込まれたりしているが、
  当時柳田國男は成城の377に居住していたので、街ですれ違
  っていたかもと思うと、ちょっとおもしろい。
  ちなみに、柳田邸の向かいには、鶴見祐輔鶴見和子も住んでいたは
  ずである。


追記:同書には、日本評論社代表取締役会長大石進氏が登場し、
   「私の母の父親は、実は弁護士の布施辰治なんです」
   と言ったりする。

   「諸君!」2月号の「古本蟲がゆく」(池谷伊佐夫)は鎌倉の
   公文堂書店、藝林荘ほか。