神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

なにわ塾叢書『たいまつの火 近代史研究から照らし出されるもの』から(梅渓昇著)


   図書館にしても、外国の図書館員は非常にハイレベルで、中には教授よりよほどしっかりしている人もいます。日本の図書館も若い人をもっと外国へ留学させて、そういう優れたライブラリアンを育てるべきだと思いますが、なかなかうまくいきません。


   日本英学史の草分けである重久篤太郎先生は、お雇い外国人研究の大先輩で、私もご指導いただきましたが、この方はもともと図書館司書で、一時期、京大の言語学の教授である新村出先生の秘書のようなことをされていました。



(参考)なにわ塾叢書は新書サイズで、古本オタにとっては、天牛新一郎『われらが古本大学』で有名。