神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

加納一朗のデビュー作

『SFの手帖』によると、

加納一朗(かのう いちろう)
5 卒業後の主な職業、処女作:公務員、教科書出版社編集員。同人誌「かまらーど」などに関係、六〇年少年推理「白い墓地」でデビュー。「さ[ママ]びついた機械」(同)でSF進出。
6 主要作品、発表年代:ミステリイ「白い残像」「冷えた気流」など長編。SFは「旅路の果て」(六三年)「ギズモ」(六四年)など短編の他テレビマンガ「スーパージェッター」
9 所属団体組織:推作協書記局長、文芸家協会

とある。デビュー作は、一般的には、『宝石』昭和35年12月号掲載の「錆びついた機械」とされているが、「白い墓地」の初出誌は何だろう。なお、加納は、山田美妙の長男旭彦と妻はつの長男に当たる。