神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2011-05-13から1日間の記事一覧

黒岩比佐子さんの遺稿「歴史と人間を描く」が西日本新聞で連載開始(その2)

第3回は「時間」。黒岩さんは、歴史を書くためには、少なくとも半世紀から百年くらい離れた時間が必要と考えて、およそ百年前の日本とそこに生きた人物を描こうと心に決めた。これが、テーマを明治時代に決めた理由だった。しかし、 明治のことなどほとんど…

新宿ハーモニカ横丁に蝟集した作家・学者・編集者など

新宿にハーモニカ横丁があった。田辺茂一の小説「ハーモニカ横丁」*1によると、ハーモニカ横丁は、「終戦直後、しばらくの間、角筈周辺の高野果実店は、尾津組の占拠するところとなったが、その占拠された建物と、新宿駅との間の一帯の空地」にあった。そこ…