神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

オタどん、書物奉行氏にかわされる

ゴーン。四天王寺の北鐘堂の鐘が鳴っている。既に、シートをめくり、開店している店もあるようだ。 しかし、100円均一コーナーはブルーシートに覆われていた。アナウンスをしている。 「均一コーナーは10時開店の時間厳守です。奥のシートからめくって行きま…

宮武外骨も邪教撲滅

大正期、中村古峡が邪教撲滅に力をいれていたことは、よく知られていると思うが、宮武外骨は太霊道を攻撃していたようだ。 『スコブル』17号(大正7年3月)*1中の「太霊道主元院下詐欺的大山師田中守平」によると、 太霊道は同年2月12日の『東京朝日新聞』に…

近づく村井弦斎展

『彷書月刊』10月号の「特集◎本の虫[インタビュー]魯庵のアルバム」で村井弦斎の名前を見た。 堀内 こんなちっちゃな日記が三冊。 河内 大正二年のものと、一九二四年の上半期、下半期ですね。 内田 読めますか? 河内 <九月二十五日、上野へ行く・・・神田…

 あんたも好きねえ!

小谷野敦『日本の有名一族:近代エスタブリッシュメントの系図集』(幻冬舎新書)を読む。何やら色々調べていることは知っていたけれど、本書執筆のためだったのだ。「へえ〜」の百連発位のインパクトがあるトリビア満載の書。「おまえ、そんな事も知らなか…

童貞ブーム来るか(笑

『ダ・ヴィンチ』を見てたら、「『童貞川柳』発売記念」という記事があった。 小谷野氏の『童貞小説集』(ちくま文庫)も出たところ。 純愛ブームというのは、数年置きに起きるみたいだけど、さすがに童貞ブームというのはなさそう・・・ 今日の日記は、猫猫…

「安月給、つい出来心で」と、帝国図書館員

宮武外骨さんの『赤』5号(大正8年11月1日発行)の「驚くべき諸物価暴騰の悪影響/帝国図書館の乱脈」という見出しの記事。 (前略)同館に於ける図書出納係の少年給仕等は、殆んど昼夜休み無しの繁劇な職務であるのに、之に対する報酬は僅に日給三四十銭位…