神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2007-04-09から1日間の記事一覧

仮性トンデモ本だった『秋田雨雀日記』

秋田雨雀と、戦前期のトンデモ世界の王、酒井勝軍は共にエスペランチストという共通点があるほか、秋田のいとこが酒井のシンパだったという。 『秋田雨雀日記』によると、 昭和10年4月6日 青森の木村哲郎が用足しにきて家にいる。(略)木村は妙な古代文化の…

大東亜ト学としての市河彦太郎

昭和16年イラン公使となる前の市河彦太郎はスメラ学塾の講師として活躍している。昭和17年のイランからの帰国後は、文化学院の西村伊作の釈放に奔走したり、また、「書物蔵」によれば、読書運動にも多少関係していたようだが、国際文化振興会の総裁高松宮の…